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ペイントと家族の暮らしを想うこと〜ご主人のペイント奮闘記〜

ペイントと家族の暮らしを想うこと〜ご主人のペイント奮闘記〜

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東京都の閑静な住宅街に、中古一戸建てを購入された前崎さん(仮称)のご夫婦。愛着のあるその街・家で、新しい家族を迎えるために、ご主人はペイントすることを選びました。この家で過ごす家族を想い、暮らしをイメージしながら家を創りあげるまでのご主人の喜びや悩みは、どのようなものだったのでしょうか。事例を中心に、それぞれの部屋ごとにお伝えします。

いわゆる新築の画一的で、“工業製品的な家”がどうしてもしっくりこなかったご主人。中古住宅を中心に回り、開放的でどこか懐かしい雰囲気、また大きな間取りのこの家に惹かれたといいます。

「新しい家族も増えるので・・・」

少し照れながらも、奥さまが出産で里帰りをしている間に、新居を整えておきたい、そんなお話をしてくださいました。

「とはいえ、築30年の家ですから、汚れも目立つし、どうしたら良いか悩んでいました。」

確かに、外見は改修されていたものの、家の中の壁や床には、築30年を納得させる年代物の汚れ、シミがありました。

そんな時、「壁紙の上からペイント」できることを友人から聞いたといいます。

「正直、壁にペイントする、という発想は最初なかったので、『なるほどな』と思ったんです。」

当初は、壁紙を張り替えることも考えていたが、やはりその工業製品的な質感が気になっていたそう。

「ペイント技を覚えれば、自分たちで家をメンテナンスできますよね。塗り重ねられるのでこれからも部屋の雰囲気を変えられるし。
時間の流れに合わせて、自分たちらしい空間をつくっていきたいって思ったんです。」

こうしてご主人は出産の里帰りをしている奥様を待つ一か月半の間、新しい暮らしへの準備としてペイントをすることを決めました。

次回から、1部屋ずつご紹介していきます。

■色の名前に願いをこめて〜子供部屋〜

これから迎えるお子さんがこれから長い時間を過ごす、子供部屋。日当たりがよく、大きなクローゼットが付いたこのお部屋には、さわやかな薄緑の”wind of savanna”が使われました。

「子供部屋なので、明るくて落ち着く空間にしてあげたいなと思っていました。娘なので、ピンクがいいかなとも思いましたが、好みが分かれるかもしれない、など色々考えながら、結構カタログと睨めっこしましたね。選ぶ時にはROOMBLOOMさんのカラーコンセプトもとても参考にしていましたよ。」

カタログの”wind of savanna”の下に記載してあるカラーコンセプト欄には”calm(おだやか)”の文字。

落ち着く空間に、という前崎さんの思いを一押しできたようです。

お部屋は白いクローゼット扉とのコントラストがかわいらしい、海外雑誌に出てきそうなお部屋になりました。

娘さんが大きくなって、実はこの部屋はお父さんがペイントしたんだよと話したとき、一体どんな笑顔を向けてくれるのでしょうか。

家族の絆を強めるペイント。ペイントを通じたコミュニケーションによって、おだやかであたたかい家族の空間が完成しました。

■大人のプライベート空間~クローゼットルームの活用法~

続いては、夫婦が趣味に没頭する場所づくり。
前の住人がクローゼットとして利用していた部屋を、前崎さんたちは夫婦共通の趣味である本を置き、書斎として活用することにしました。ベースは “silence”。

他の部屋は子供のことも考え、割と明るめの色を選んだというご主人。この部屋は少し趣向を変えようと、ダークな紺色をベース色に選びました。
「選ぶには勇気がいる色でしたが、今はすごく気に入っています。」

ちょっとした隠れ家のような、大人のプライベート空間。
それを自分の感性で選び作り上げることにより、特別感はさらに増します。

引っ越し直後なので、本は無造作に置かれ、電球も裸のまま。それでもなんだか様になる空間です。新築の真っ白な空間では、こうはいかないかもしれません。

「ついついここで長居してしまいそうです。これからどんな家具を入れようか、色々アイディアを浮かべているところです。」そうご主人は話してくれました。

「暮らしの中で、どんな空間がほしいか」。
「家で何をして過ごしたいか」。
「普通」とされている部屋の使い方を一度脇に置いて考えてみると、他にはない「自分たちらしい部屋」が出来上がるかもしれません。

■意外と難しい?ドアの色〜各部屋のドア〜

今回ご紹介するのは、お部屋ではなくドアです。

一度壁をペイントして、お部屋の雰囲気の変化を体感すると、なんだか他の場所も気になってきて、「次にペイントするならここかな」「その次はあっちを塗ろうか・・・?」と妄想が膨らむことがしばしばあります。

そしてその候補に挙がりやすいのがドア。
しかし、ドアの色を選ぶことは意外と難しいのです。

なぜなら、ある一つの空間だけでなく、そのドアが接している裏側の空間も考慮する必要があるからです。ご主人もドアをアクセントカラーにしつつ、バランスをとるにはどうすべきかと、迷っていらっしゃいました。

そこでクローゼットルームにペイントしたインパクトある紺色“silence”に合う色を考えていくことに。

結果、 “mustard”が選ばれました。

ドアの色選びの時には、何を活かしたいか、という視点が大事になるかもしれません。

また、他のドアには、重厚感を出すために“freckle”がペイントされています。

例えばドアの裏と表、それぞれ別の色にしてしまう!というのも面白いですね。わたしの家はどんなドアが似合うかな、と、想像するだけでもちょっと楽しくなってきませんか?

■どんな空間にも、自分たちらしさを~和室

今回最後にご紹介するのは、最近減りつつあると言われる、和室です。

濃いグリーン”dry martini”でペイントすることによって、障子から入る柔らかい光を部屋いっぱいに感じることができ、安らぎの空間が生まれました。

最近、住宅から和室がどんどん減っているといいます。古いというイメージがあるのでしょうか、リノベーションの時に和室を洋室に作りかえてしまうことも多いでしょう。
そんな中で、なぜ前崎さんのお家には和室があるのでしょう?

答えは、「家族」でした。
畳に敷いた布団の上の赤ちゃんは、「ベッドから落ちる心配」というものがありません。
赤ちゃんを囲んでゆったりと座ったり、たまには寝転がったり…今の前崎さんご夫婦にとって、和室とは、家族みんなで一緒に時間を過ごすことができる、大切な場所なのです。

どんな暮らし方がいいと思うかは、十人十色です。
ただ、自分の暮らし方と向き合った上で、
こんな家で暮らしがしたい!とイメージすることが、まずは大切なのでしょう。
そうしてこだわった家には、住む人も作る人も、皆から最高の笑顔が自然とこぼれます。

家族みんなで「もっと私たちらしい家」を考えてみませんか?

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    閑静な住宅街に佇む、夢膨らむ新居

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    大きな間取りで開放的な雰囲気を活かしたい、というご主人。

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    一方で、築30年の月日を感じる壁の汚れも。

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    家具の跡もしっかりと残ってしまっている状態

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    海外に出てくるような穏やかでかわいらしい空間

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    この部屋と共に、娘さんは どんな時間を過ごすのでしょうか

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    (before)ごくごく普通の真っ白な空間。

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    (after)「理想通りの空間になりました」

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    無造作に置いた本もなんだか様になる空間。

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    手が良く触れるドアは、どうしても汚れが目立つ。

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    濃い茶色で扉に重厚感をplus

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    扉を開けると対照的な鮮やかなオレンジ色がお出迎え

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    全面砂壁だった和室。

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    畳に馴染む濃緑。空間も広く感じます。

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    和室とリビングが繋がっているので、お子様も安心

プロフィール 前崎さん(仮称)ご夫婦
場所 一軒丸ごと(子供部屋、和室、お手洗いなど)
色名 子ども部屋…RB-05GY11 wind of savanna

書斎…RB-25PB40 silence

ドア…RB-DM08 freckle

(書斎ドア)RB-25Y42 mustard

和室…RB-05Y32 dry martini