ROOMBLOOM

ペイントで変わりはじめる、私の暮らし

体験レポート

『natural cafeこひきや』さんに聞く空間に合わせてつくるプランターDIY—クリエイティブ大家さんが出会った素敵な暮らし

トダビューハイツの大家・戸田江美が自ら取材し、ご紹介する暮らしにまつわる記事です。
自分らしく、丁寧に暮らしている人にフォーカスし、その人の暮らしぶりをさまざまな視点で切り取り、ご紹介していきます。

自分らしい丁寧な暮らしの基盤になる、部屋。部屋づくりって楽しいけど、とりかかるまでに悩むこと、多くありませんか?
私はインテリアもDIYも好きだけど、部屋の模様替えにはいっつも悩んでいます。

そもそもどんな部屋を作りたいんだろう?
予算も限られてるし…
ペイントをするとなると、何色を選べば良いのか悩むなあ。
なんて頭を抱えることもしばしば。

そんな悩みを解決するヒントをもらうべく、何かしらの「こだわり」や「自分の好き」を持って暮らしている人の暮らしぶりを覗いてきました。
私みたいに悩んでいる人が、この記事を読んで「私ってこれが好きかも」と自分がときめくものに気がついたり、「こんな暮らし素敵だな、真似したいな」と思ったり。そんなきっかけになれば幸いです。

前編では、東京都荒川区の「東尾久」という下町にある『natural cafe こひきや』さんに、居心地のいい空間づくりのコツを詳しくうかがってきました。

今回は、こひきやさんの「プランターケース」DIYに密着!空間に合わせてどんな素材、色選びをするのか、DIYのコツって何か…取材してきました。

毎日の「ちょっと疲れる」を解消するプランターケース

お店の中央にある、大きなプランター。毎日、机の入れ替えやベビーカーを置く際に動かしているそうです。

「一人でこの大きなプランターを動かすの、ちょっとしんどいんですよね…」とお悩みだった朝倉さん(こひきやオーナー)。そこで、今回はキャスター付きの動くプランターケースをDIYすることになりました。

「DIYで大事なのは事前準備!」ということで、プランターケースのサイズと必要な木材のサイズをきっちり計算しています。ここをミスらなければ、スムーズに短時間で作業が完了します。

まずは、ホームセンターでカットしてもらった木材にペイントを塗っていきます。今回使っているのはROOMBLOOMの「watering time」。薄い黄緑色です。

偶然にもこの色のコンセプトストーリー、なんとなくこひきやさんを連想させるものでした。

朝目覚めるとひどくのどが渇いている。でも、自分の渇きを潤すより先に大切にしている植物に水遣りを始める。とても優しくて泣きたいときにそっと肩を貸してくれる、そんな人。あなたの周りにもいませんか?

私、疲れた時、いいことがあったのを伝えたい時、こひきやさんに行くことが多いんです。癒されて元気をもらえる、そんなお店なんです。

さてさて、朝倉さんにこの色を選んだポイントを教えてもらいました。
「うちのお店、木と白がメインだからアクセントになる爽やかな色が欲しかったんです。爽やかで、私が好きな色で…って絞って、この色を選びました。濃すぎる色はお店にあわないから、中間色が良かったんです。」

「今まで使って塗料は匂いもすごいし乾きにくいのに、これは匂いしないで、すぐ乾く!早速次の工程に移りましょう!」ということで、お次は木材をビスで止め合わせていきます。

「木材同士の隙間を開けたらおしゃれかも」と、数ミリ隙間を開けています。センスは細部に宿りますね!

最後に裏面にキャスターを付けて。

内側にもペイントしたら、完成!一時間程度でできちゃいました。さすがの手際の良さ!

「お店でちょうどいい存在感になってくれたー!」と満足な出来になりました。
お店の扉も通るサイズなので、プランターを外に出すのも便利になったそう。お店の手づくりアイテムがまたひとつ、増えました!

常にチャレンジしたいDIYがある

壁や机の塗装、タイルやカウンター棚…お店の色んなものを手づくりしている朝倉さん。DIYにハマった経緯について教えてもらいました。

「美大生だった頃からDIY好きです。
私の第一次DIYブームは、ペイント。当時、市販の塗料はROOMBLOOMみたいなかわいい中間色がなくて、原色ばっかりだったなあ。
自分の部屋を青色のペンキで塗って、妹の部屋は黄緑。常に塗れる場所を探してました。迷惑な奴ですよね(笑)。
テレビやドア、至る所を塗ってしまってあとで後悔したり…」

確かに、美大って塗料や木材が日頃身近にあるから、DIYデビューしやすいかもしれません。

「ペンキの次、第二次ブームはタイルです。お店に貼ってあるタイルがその証拠ですね。」
前編でもご紹介した通り、店内には朝倉さん自ら貼ったタイルがたくさんあります。ほどよい色味、手作業感が伝わる施工の跡がお店にあたたかみを与えています。

「貼るごとに要領がわかってきて、目地を綺麗に処理するコツをつかむんですよね。
DIYってそこが醍醐味だと思ってます。新しいことを取得してできるようになるのが、とにかく楽しい!」

そして現在、ハマっているのがチョークアートだそう。お店の看板、店内に飾れれた材料説明のボードも朝倉さんの手書き。常連さんや近所のお店の人たちに「本当に上手!うちでも書いて欲しい!」と言われるほど好評です。

「いろいろDIYしていますが、基本的にお店に必要なもので、作ったらもっとお店の空間が良く見えるだろうし、何より私がチャレンジしたいものを選んでおこなっています。」

無理せず、必要なものを、好きなデザインでつくる。だからこそDIYを楽しめるんですね。
自分の「好き!」に一本筋が通っていて、その美学に沿ったものづくりをする朝倉さんの姿勢、とっても参考になりました。

 

「natural cafeこひきや
東京都荒川区東尾久5-23-15
https://www.facebook.com/kohikiya