ペイントで変わりはじめる、私の暮らし

コラム

05.海の近くの町の色

05.色から暮らしを考える 〜海の近くの町の色

みなさんは海の近くの町に行った時に、外壁が鮮やかな色に塗られているのに気がつくことはあるでしょうか。それは船に塗る塗料を家の外壁にも塗るからです。青、ピンク、赤といった視認性の高い色で塗られています。青が一番おおいでしょうか。こうした色々とりどりの町に対して海の近くでもギリシャのミコノス島のようにどこも真っ白に塗られている町もあります。どちらもきれいだと思うのです。
多くの場合、建築の外側にはあまり色を使わないのが普通です。しかし町中で色を使うなら、それはそれで楽しいようにも思えます。どこか大人の町として品がないようにも思うものの、暮らす楽しさとしては、こういうのもあるのかもとも思うのです。

05.色から暮らしを考える 〜海の近くの町の色

この写真はイタリアのナポリの近くの小さな島、漁村のプロチダという場所です。一階には船が海から直接入るようになっていて、その上が住居になっています。外壁は住む人が定期的に手をいれたのでしょう、手の痕跡が残り、長い時間の中で外壁の色も風化していくのも味わいです。思い思いの色を自分で塗っていく事、時間が経てばまた塗り重ねていく事、こうしてできる町の風景、港町の風景もいいように思います。色の統一された町のほうが美しいと思う一方で、こうした色のある町の風景に心をうばわれるのはなぜなのでしょうか。
人間の美意識とは不思議なものです。
そして全体の中にとけ込むという事、全体の中で差別化したいという欲求が交錯するのが人間の意識なのかも知れません。

みなさんはどのように思いますか。外壁の色を様々な色で塗るという町の風景のつくりかた。ご意見お寄せください。

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