ROOMBLOOM×SOU・SOUコラボレーション特別インタビュー

―まずは、SOU・SOUブランドについて教えてください

日本の四季や風情をポップに表現したテキスタイルデザインを製作する京都のブランドです。
『新しい日本文化の創造』をコンセプトに、地下足袋や和服、和菓子や家具など、多岐にわたるアイテムを製作・販売しています。

―まさに、『新しい日本文化の創造』というコンセプトが、ROOMBLOOMがコラボレーションのお声がけをしたきっかけでもありました。ROOMBLOOMは、お部屋の壁をペイントすることに、海外のようにはまだ馴染みのない日本でも、文化として根付かせていくことを目指しています。SOU・SOUさんの『新しい日本文化の創造』とは、どういった意味合いなのでしょうか？

日本の伝統的な素材や技法を積極的に用いながらも、現代(いま)のライフスタイルに寄り添うものづくりを展開することと考えています。
今回のように、様々な分野の企業とのコラボレーションによって、日本のテキスタイルデザインの可能性を広げることもその一つです。

―なるほど。SOU・SOUさんのデザインや商品には、日本らしさの中に新しさを感じていましたが、そういったコンセプトによるものだったのですね。それでは、今回、これまでの商品にはない“ペイント”のコラボレーションのお話をさせていただいた時の印象をお聞かせいただけますか？どうして興味を持っていただけたのでしょう？

SOU・SOUでは和装や地下足袋など、主に「衣」にまつわるアイテムを製作・販売していますが、オリジナルテキスタイルで作られた椅子や座布団、カーテンなど住空間を彩るものもございます。コラボレーションのお話をいただいた時、SOU・SOUのイメージに合うペイントがあったらいいな…と思いました。

―ありがとうございます。そんな経緯で、SOU・SOUさんのイメージに合う色として選んでいただいたのが、12色の「日本の伝統色」でした。この色選びや、日本のお部屋に対する想いなどをお聞かせいただけますか？

SOU・SOUのアイテムには、「日本の伝統色」の色名が多く付けられています。また、SOU・SOUのテキスタイルデザインは、日本の四季や風情を表現していますので、「日本の伝統色」の色合いはとってもしっくりくるのではないかと思いました。
今回選んだ12色は、日常の空間になじみやすい色と、ペイントすることで雰囲気がガラリと変わるような差し色をバランスよく組み合わせています。

―たしかに、この色はどこに使ってみよう？とワクワクする色や、まずはこの色から挑戦してみようかなという落ち着く色のバランスがすごく良いですね。今回のコラボレーションでは、ペイント缶のデザインもしていただきました。こちらについてもお聞かせいただけますか？

SOU・SOUのシンボルとも言えるテキスタイルデザイン“SO-SU-U”を12色の「日本の伝統色」で配色しました。
インテリアとしてお部屋に置いて頂いてもカワイイと思えるようなデザインにしました。

―ありがとうございます。ペイントしたところに一緒に置いてもかわいいデザインですよね！
続いて、ペイントと合わせてデザインいただいた、「SO-SU-U　ステンシルシート」について教えてください。

「SO-SU-U」は、SOU・SOUの代表的なテキスタイルデザインです。
年齢・性別・国籍を問わず広く受け入れられていますし、温かみのあるタッチで描かれた数字のデザインを壁や扉、家具などにペイントすることで空間がポップで楽しくなると思い、このデザインに決めました。

テキスタイルデザイン「SO-SU-U」

―「SO-SU-U」のステンシルは、ポップでありながら背景の色・数字の色の選び方次第ではシックな印象にもなります。
ぜひ、「日本の伝統色」と「SO-SU-U　ステンシルシート」の組み合わせで、お部屋づくりを楽しんでいただきたいですね。
みなさまのお部屋づくりのヒントになるよう、たくさんの事例を準備しましたので、ぜひご覧ください。