ペイントで変わりはじめる、私の暮らし

HAPPY WALL PROJECT

【特別企画】MOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL 2018×HAPPY WALL PROJECT 裏原宿の託児所からつながる地域の輪

2018年3月24日(土)、「MOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL 2018 in SHIBUYA」と「HAPPY WALL PROJECT」を共同開催しました。

「MOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL」の企画プロデュースを行うアソビシステムは、渋谷・原宿の地域活性を目的のひとつとしており、今回はそのモデルケースとして裏原宿・キャットストリートにある託児施設「ミライ∞LABO KIDS」を舞台に、ROOMBLOOMと共に子供たちが参加するワークショップ形式で「HAPPY WALL PROJECT」を開催することになりました。

 

当日は「ミライ∞LABO KIDS」の在園生と卒園生、ダウン症や自閉症の子供たちの絵画教室「atelier A(アトリエ・エー)」のメンバー、当社関係者らが参加したほか、絵本を執筆するなどアート活動も行う三戸なつめさんもプロジェクトに賛同して参加してくれました。

今回、ペイントをするのは「ミライ∞LABO KIDS」の室内の壁3面。
もっとも大きな面積の壁はサーカステントの絵が描かれることになりました。
これは園の象徴。サーカス団員になるには、くじけない心、チャレンジする心、人と違うことに取り組む視点など、子供に備わって欲しい要素の全てが必要不可欠。いつかサーカス団員を卒園生から誕生させたいという夢が園にはあるのだそうです。

サーカステントの配色をはじめ、ペイントの色ペンキ選びは三戸なつめさんが園の先生方と相談して決定。三戸さんはかなり悩んだそうですが子供たちが落ち着けるように淡いパステルカラーをチョイス。サーカステント部分には、きれいなピンク「birthday present」、水色は元気な「ALOHA!」、グリーンは爽やかな「grasshopper」、そしてサーカス小屋の入り口は「biscuit」の黄色。とても可愛らしい配色です。

ペイントはまず小さな子供からスタート。刷毛を使わずに手のひらにペンキを塗り、手形を付けて楽しむ子もいます。細かい作業、高い部分の作業は年長の子供が担当。年齢を超えて皆が助け合って作業を進めていき、開始から1時間ほどでペイント作業はほぼ完了しました。

ペイントが乾くのを待つおやつタイムになると、三戸さんと子供たちはかくれんぼをして遊ぶなど、共同作業をしたことによる繋がりが園内を包み込み、笑い声の絶えない温かな雰囲気となりました。そして、マスキングテープを剥がして完成。作業を見守っていた保護者たちも称賛する出来映えに喝采が起きました。

ペイントにより明るくキレイになった園内。そして新たに誕生したサーカステントの絵。きっと子供たちは、自分たちが塗った場所をずっと忘れないことでしょう。