5月16日、品川区平塚児童センターにてHappy Wall Projectを行いました。天気も快晴、ペイント日和です。平塚児童センターはティーンズ館といわれ、中高生を意識した明るく楽しいインテリアを心がけてきたのですが、事務室や乳幼児～幼稚園児が利用する親子サロンは壁も暗めだったため、職員の方々はかねがねもっと明るくできないかと思っていました。

そうした児童センターの想いとROOMBLOOMの想いが今回一致し、親子サロンと呼ばれるスペースの壁をペイントすることとなりました。

今回の取り組みを「ペイント大作戦」という名前で事前に告知し、当日は5組13人の親子連れでにぎわいました。

子どもたちは初めてペンキに触る子ばかりで、ハケやローラーにも興味津々。

まずは、ハケでお絵かきを楽しんでもらいました。たっぷりお絵かきを楽しんだあと、お母さんと一緒にローラーできれいに仕上げていきます。

最初はペンキに触るのをためらっていた子も、気がつけば手はペンキだらけで作業に夢中になっていました。リラックスできる音楽。楽しい会話、素敵な時間を一緒に過ごしました。

今回のペイントは温かみのあるほんのりピンクがかったsweet & sourをメインに、少し華やかな歌舞伎をアクセントカラーに使いました。職員の方々が親子サロンの利用者のことを考え選んだ色です。
黄緑色の壁だった親子サロンが、やさしく温かみのある部屋に生まれ変わりました。

終わった後、職員のみなさんは、利用者の方々との共同作業がとても楽しかったとおっしゃっていました。また、小さいお子さんたちの喜んでいる姿をみて、普段接しているお子さんたちの特性や能力を再認識できたと言っていらっしゃいました。ご参加いただいた利用者の方々にも、「部屋が明るくなった！」、「ほっとできる色で子どもにもいい」、「かわいい」と大変好評でした。

壁の色を変えるだけで、部屋の雰囲気をがらりと変わることをあらためて認識しました。そしてみんなで力を合わせて塗ったことで、より一層空間への愛着が湧いたのではないかと思います。