気がついたら完成!働く女子のドライフラワー~クリエイティブ大家さんの暮らしにまつわるコラム
トダビューハイツの大家・戸田江美による、暮らしにまつわるコラム連載です。大家視点、デザイナー視点で、時にはペイントに限らず、毎日をちょっと楽しく過ごすアイディアについて綴ります。
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【今までのコラム】
1.「ROOMBLOOMの色の名前にきゅんとする」
2.「おうちにつくる、デトックススポット」
3.「5分でできる!毎日をそっと彩るインテリアづくり」
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働く女子の皆さん、お疲れ様です。
おうちにあると気持ちがちょっとアップするアイテムの筆頭、お花。
「花のある暮らし」ってよく耳にするけど、
実際仕事も家事もこなす忙しい女子はお花のお手入れ、大変ですよね。
私もお花を枯らしてしまった経験が多々あります…
せっかく「かわいい!」と思っておうちに迎えたのに、枯らしてしまうと寂しくなります。
さて今日のコラムは、そんな働く女子にうってつけ!一切手間をかけないで部屋を彩る「ドライフラワー」についてです。
放置で完成するドライフラワー
ドライフラワーの作り方は様々ですが、一番手軽な方法は「逆さに吊るして2週間ほど待つ」だけ。
乾燥させている間に色味の変化も楽しめる、生きたインテリアになってくれます。
吊るして乾燥させると、シリカゲルを使う方法よりは色落ちが激しくなります。しかしそれもまた味わいのひとつ。
生花とはまた違う色合いを楽しんじゃいましょう。
お花を放置して気がついたら完成している手間のかからなさ、忙しい身には魅力的ですよね。水やりなどのお世話が必要ない、
ずっとお付き合いできるインテリアになってくれるドライフラワーを使えば「花のある暮らし」も手軽に実現可能です。
庭の花と海外の花
我が家の庭に咲くアジサイは、毎年少しずつ違う色を見せてくれます。
それを手元に残したくて、私はドライフラワー生活を始めました。
カスミソウはひと束乾燥させておけば、自宅での撮影でさりげないアクセントとして役立ってくれます。
この落ち葉は、去年の秋に庭で拾ったもの。市販のフォトフレームに入れるだけでもアート作品になります。
最近はご近所に素敵なお花屋さんを発見したので、そこでドライフラワーを購入しています。
生花だけでなくドライフラワーを扱っているお店、あまりないですよね。なので重宝しています。
オーストラリアなど南半球で咲く、見たことのない種類のお花を取り扱っています。
「一気に部屋を華やかにしたい」「落ち着いた色合いがいい」などと
お店の人と相談しながら選ぶ時間も、「花のある暮らし」の醍醐味です。
秋の植物インテリア
これからの季節と言えば、紅葉が楽しみのひとつ。通勤で通るイチョウ並木や、
ちょっと遠出した旅先で出会った落ち葉も乾燥させればインテリアになります。
「この葉っぱ、おうちに持って帰ろうかな」と相棒探しをしながら出社すれば、
いつもの通勤時間にちょっとワクワクがプラスされますよ。
葉っぱはドライフラワーと違って、シリカゲルを使うか、厚みのある本や
段ボールに挟んで乾燥させた方が、色味がきれいに残ります。
ROOMBLOOMと植物のマッチング
このサイトを覗いている方はご存知の通り、ROOMBLOOMは色の種類がとにかく多様です。
「赤」「青」と言い切れない、「グレーがかった緑」など中間色が多いのが特徴のひとつです。
それゆえに、インテリアとの相性も無限大。特にドライフラワーをはじめとした植物との相性は抜群です。
色の相乗効果でお部屋が一気にパッと華やぎます。
写真は鮮やかな赤とグリーンの組み合わせ。元気な印象ですよね。
この壁色、例えば白いカスミソウと合わせれば、落ち着いた大人の雰囲気に。
ドライフラワーにしてアンティーク調になったバラを飾れば、一気にクラシックな雰囲気になります。
これから冷えてくる季節。
明るさ、かわいらしさ、華やぎを演出してくれるドライフラワーで心あったまるお部屋づくりはいかがですか?
column written by…戸田江美 http://todaemi.com
トダビューハイツクリエイティブ大家さん。
趣味も仕事もものづくり。フリーランスのWeb・グラフィックデザイナー、イラストレーター、写真家。
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